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本当に逢いたかった奴らがやってきた
奴らがどこにいるのかも知っていたし
そこに行って、俺また始めた、と言えば来てくれることも知っていた
しかし、かっこ悪いことはしないと決めたので、しないでいた
俺が開店の時に声掛けたのは
俺がそうしなければ気がつく可能性はあるまいと思った
二人の人だけである
奴らと初めて会ったのは奴らが25歳ぐらいの時だったのだね
そいつらがもう40を越えた
年月の速さは恐るべしだけど
10年近くの歳月を挟んでこの曲をリクエストしてくれたことに
感慨を禁じえない
あのころ、これ聴けあれ聴けと押し売りばかりで鬱陶しかっただろうに
ソレを忘れないで、自分の曲としてくれていた
日経・大人のロックで知ったというけど
あれ出たのは9月1日だぜ
と、嫌味を言いたい気持ちもぐっとおさまるというものだ
奴らはライブの照明屋さん
好きな仕事をしている気のいい男たち